AWS CLI を使う時はPROFILE を環境変数に入れておくと便利

2024年7月28日 engineering

こんにちは、 @kz_morita です。

タイトルの通り、AWS CLI を使う時に環境変数で使用する PROFILE を指定しておくと便利だったのでメモしておきます。

AWS_PROFILE を使う

通常 AWS CLI をつかうときは以下のように --profile オプションを使ってプロファイルを指定します。

$ aws s3 ls --profile my-profile

しかし、aws cli を連続で打つ場合などに毎回 --profile オプションを指定するのは面倒です。そこで、環境変数 AWS_PROFILE にプロファイル名を指定しておくと、--profile オプションを省略してコマンドを実行できます。

$ export AWS_PROFILE=my-profile
$ aws s3 ls

aws cli を使って、AWS の大量のリソースをセットアップしたいという時は使うと良さそうです。

その他の環境変数

その他に、AWS CLI でサポートされている環境変数としては以下のようなものがあります。

  • AWS_ACCESS_KEY_ID
  • AWS_CA_BUNDLE
  • AWS_CLI_AUTO_PROMPT
  • AWS_CLI_FILE_ENCODING
  • AWS_CLI_S3_MV_VALIDATE_SAME_S3_PATHS
  • AWS_CONFIG_FILE
  • AWS_DATA_PATH
  • AWS_DEFAULT_OUTPUT
  • AWS_DEFAULT_REGION
  • AWS_EC2_METADATA_DISABLED
  • AWS_ENDPOINT_URL
  • AWS_ENDPOINT_URL_
  • AWS_IGNORE_CONFIGURED_ENDPOINT_URLS
  • AWS_MAX_ATTEMPTS
  • AWS_METADATA_SERVICE_NUM_ATTEMPTS
  • AWS_METADATA_SERVICE_TIMEOUT
  • AWS_PAGER
  • AWS_PROFILE
  • AWS_REGION
  • AWS_RETRY_MODE
  • AWS_ROLE_ARN
  • AWS_ROLE_SESSION_NAME
  • AWS_SDK_UA_APP_ID
  • AWS_SECRET_ACCESS_KEY
  • AWS_SESSION_TOKEN
  • AWS_SHARED_CREDENTIALS_FILE
  • AWS_USE_DUALSTACK_ENDPOINT
  • AWS_USE_FIPS_ENDPOINT
  • AWS_WEB_IDENTITY_TOKEN_FILE

それぞれの詳細はいかのサイトを参照してみてください。

まとめ

今回は AWS CLI を使う際に便利な環境変数について紹介しました。環境変数を使って、AWS CLI をより便利に使うことができそうです。

この記事をシェア