技術書典 16 でボードゲームを頒布した話
こんにちは、 @kz_morita です。
5/26 にオフラインで開催された技術書典 16 にサークル参加してきました。
今回は、同僚の方に誘われてボードゲームを制作して頒布してみて、面白かったので内容を書いていこうと思います。
以下のサークルに参加しました。
極地分析所 ボードゲーム制作 きっかけは、同僚の方にデータエンジニアリング関連でボードゲームを制作する予定だけど興味あります?といったお誘いでした。
たしかその時はなんとなくボードゲームを作成したいといった内容しか決まっていなく、じゃあ実際に何を作ろうかおというところから話し合いを行うことになりました。 どんなボードゲームを作るかという点も決めるために、最初にチームのみんなとボードゲームで遊んだりしてイメージを膨らませました。
自分は全くしらなかったのですが、 ボードゲームアリーナ というサイトがあるそうで、数多くのボードゲームをオンラインで遊ぶことができます。
オンライン飲み会とかでこの辺りで遊ぶの楽しそうだなと思いました。
色々考えた結果、
ボードゲーム自体のルールなどはシンプルなほうが良い 既存ゲームにデータエンジニアリング関連のニュアンスを追加する といった方針が決まり、データ系の職種を集めてプロジェクトを成功させるという世界観の麻雀のようなゲームになりました。
主にみんなで、牌の種類(役職)や、上がり役、特別なカード (知識カード、イベントカード)、そのほか細かいルールなどを考えていきました。
各カードにはフレーバーテキストが書かれているのですが、全カードダブりなく別々のフレーバーテキストを載せました。 この時に ChatGPT など、流行りの生成AI をフル活用しました。100 パターン近くのテキストを頭で考えるのは非常に骨が折れるため、これは非常に助かりました。 また、ボードゲームについての解説と紹介されている役職や知識に関する解説を行うガイドブックも同時に執筆しました。 こちらは電子版のみの用意となりました。
そして、ボードゲーム自体の印刷は、ボードゲーム専用の印刷所があるらしくそちらを利用していました。
萬印堂 初めて、ボードゲームを作りましたが、大変だった反面かなり新鮮で面白かったです。
技術書典 16 で売ってみて 当日池袋サインシャインシティへ、制作したボードゲームを引っ提げて参加しました。
ボードゲーム制作費用の関係もあり値段も本に比べるとやや高く、またターゲット層もデータ系の職種でやや狭いということもあり購入してもらえるか心配でした。 しかし、予想よりも反響がありそこそこの数を売ることができました。
ボードゲームということで、面白がって立ち止まってくれる方も多く、いろんな方が話を聞いてくれて非常にありがたかったです。 特にデータエンジニアをやっていたり、データ系の職種として働いている人に結構刺さりがよく、チームで遊んでみます!といった声をいただいたりして非常に嬉しい限りでした。
実際にいただいた声で、確かになーと思ったのは、会社に置いておきたいから解説本も物理本で欲しかったという話や、今リモートで働いているのでオンラインで遊べるようにならないですか?ということがあり、これはむちゃくちゃ確かになーと思ったりしました。
オンライン化結構大変そうですが、作ってみたら面白いかなと思ったのでおもむろに作り出すかもしれません。
まとめ 今回は、技術書典 16 でボードゲームを頒布してみた話を書きました。 ボードゲームをワイワイ作るのも楽しかったですが、実際に購入してくださる方や面白がってくれるととても嬉しいですね。
前回サークル側で参加したのが、技術書典 7 で 2019 年 だったので 5 年ぶりになるのですが非常に楽しかったです。 次は本も執筆して頒布したいなと思いました。
こういうお祭り的なイベント非常に好きなので、来年も参加したいなと思います。