技術選定と ADR と意思決定マトリクス
こんにちは、 @kz_morita です。
開発をしていると技術選定する機会がよくあります。特にデータエンジニアリングをしているといろいろな周辺ツールを触り、技術選定することが多いです。
今回は、意思決定をする際に活用している ADR と意思決定マトリクスについて書きます。
意思決定マトリクス 最終的に、技術選定を行い決定する際によく活用しているものとして意思決定マトリクス (Decision making matrix) があります。
意思決定マトリクスとは、意思決定する候補と、その評価指標を表形式にまとめて最終的にどれを採用するか決める手法です。
例えば、今日の晩ごはん、カレーにするか、ハンバーグにするか、からあげにするか、サバの味噌煮にするかという意思決定をするとします。
意思決定の評価軸として、以下のようなものを用意してみました。
おいしいか つくるのが楽か 材料費 低カロリー 以下のような表にまとめます。
夕食案 おいしいか つくるのが楽か 材料費 低カロリー スコア カレー 5 4 2 2 13 ハンバーグ 4 3 3 3 13 からあげ 4 2 4 2 12 さばの味噌煮 3 3 4 5 15 (※ 説明用なので各指標のスコアは適当です。筆者はさばの味噌煮が好きです)