セキュリティ関連の HTTP Header まとめ
こんにちは、 @kz_morita です.
Webサービスを作る上で考慮しなければいけないもののひとつとしてセキュリティがあげられます. 今回は,セキュリティ周りの HTTP Header についてまとめます.
X-Frame-Options HTTP Response Header で,X-Frame-Options をつけると他のページ上の iframe から読み込まれることを許可するかどうかを指定できます.
DENY か,SAMEORIGIN を指定することが出来ます.
X-Frame-Options: DENY | SAMEORIGIN このヘッダはクリックジャッキング攻撃を防ぐ目的で使用することができます.
参考 X-Frame-Options X-Content-Type-Options HTTP Response Header で, X-Content-Type-Options を指定すると,MIME スニッフィングを抑制することが出来ます.MIME スニッフィングとは,ブラウザーがリソースの MIME タイプが誤って設定されていると判断したときに,自動でリソースを確認して,正しい MIME タイプを推測することです.
このスニッフィングを抑制することで XSS を使った攻撃のリスクを減らすことが出来ます.
nosniff を指定することが出来ます.
X-Content-Type-Options: nosniff 参考 X-Content-Type-Options MIME タイプ Strict-Transport-Security いわゆる HSTS というやつです.
HTTP Strict Transport Security を利用し,HTTP Response Header をすることで,ブラウザに対して HTTP から HTTPS に自動的に変換する必要があることを通知することができます. max-age が必須で,includeSubDomains と preload が Optional な項目です.