いまさら聞けない GNU make についてまとめてみた
こんにちは、kz_moritaです。
普段はiOSエンジニアとしてSwiftを書いたり、Vue.js / Nuxt.js あたりでWebフロントを書いたりしているエンジニアです。
makeはソースコードをビルドしたりするのに、日頃お世話になっていますが、いまいちSyntaxなど曖昧のままなんとなく使っていたのでこれらについてまとめてみようと思います。
環境 $ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.14.4 BuildVersion: 18E226 $ make -v GNU Make 3.81 ... $ gcc -v Apple LLVM version 10.0.1 (clang-1001.0.46.4) Target: x86_64-apple-darwin18.5.0 ... makeの構成要素 makeはターミナルで make と入力することで起動します。
$ make ビルドの構成を記述するためのファイルは通常 Makefile といった名前で保存され、専用にシンタックスに基づきビルドを行います
準備 シンタックスを説明する前に、以下のファイルを用意します。
. ├── Makefile └── hello.c hello.cの中身はなんでも良いですが、以下のようなものだと考えていただければと思います。
#include <stdio.h> int main(int argc, char **argv) { printf("Hello world\n"); return 0; } makeコマンドでビルドしてみる それでは実際にビルドをしてみます。\
hello: hello.c gcc hello.