AtCoder を Rust で解くなら,cargo-compete かなり便利

2021年3月21日 engineering

こんにちは、 @kz_morita です。

Rust で AtCoder に参加しているのですが,以前は CLion を用いてコードを書いていました.

その時の記事は以下になります.

今回は neovim だけで環境が整うように,色々探していたところ cargo-compete というすばらしいライブラリを見つけてこれを使ったら,非常に AtCoder がやりやすくなったので,簡単に紹介します.

インストールと前準備

コンテストの前にインストールと前準備をする必要があります.

以下のとおりです.

$ cargo install cargo-compete
# AtCoder用のディレクトリ作成
$ mkdir atcoder
$ cd atcoder

# atcoder ように初期化
$ cargo compete init atcoder

コンテストの流れ

コンテストは以下のような流れでおこなってきます.

# コンテスト開始後,コンテストを作成
# 以下は ABC196 の例
$ cargo compete new abc196

# 上記でできるディレクトリへ移動
$ cd abc196

# 問題ページをブラウザで開く
$ cargo compete open

# rust でコードを解く. a 問題のファイルを開いている例
$ nvim ./src/bin/a.rs

# a 問題のテスト
$ cargo compete test a

# a 問題のサブミット
$ cargo compete submit a

上記のように,ブラウザ上で操作することなく,CLI上で submit までできるのがとても便利です.

まとめ

今回は,AtCoder などの競技プログラミングを Rust でときたい場合に便利な cargo-compete を簡単に紹介しました.

基本的には,公式のREADME や,CLIコマンドの help を見れば使い方はわかるので Rust で AtCoder などを解く際には一度試してみると良いと思います.自分は圧倒的にAtCoder が楽になりました.

今後も AtCoder 精進していきたいと思います.

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