こんにちは、 @kz_morita です。
今回は、OSS の ダッシュボード作成ツールの Re:dash を WSL 上のローカルで動かすための手順などのメモです。
手順
以下のハンズオンの資料を参考にして構築してみます。
README に書いてある通りに構築を進めていきます。
git clone
$ git clone https://github.com/kakakakakku/redash-hands-on.git
$ cd redash-hands-on
Docker
Docker を使用するので インストールしていきます。
Docker for Windows をインストールして、WSL2 用の設定を実施すればよさそうです。
Docker 公式サイト から Docker Desktop for Windows の Installer をダウンロードします。
Installer起動すると、以下のようなプロンプトが表示されるので、Use WSL 2 instead of Hyper-V (recommended)
のチェックをつけたまま進めます。
インストールが完了し Windows をサインアウトして再度サインインすると wsl 上で docker コマンドが使用できるようになってます。
$ docker -v
Docker version 20.10.17, build 100c701
$ docker-compose -v
docker-compose version 1.29.2, build 5becea4c
docker-compose
つづいて、以下を実行します。
$ docker-compose run --rm server create_db
$ docker-compose up -d
自分の環境だと以下のような Permission Error が表示されたので対応します。
docker.errors.DockerException: Error while fetching server API version: ('Connection aborted.', PermissionError(13, 'Permission denied'))
docker のグループに wsl で利用するユーザーを追加します。
$ sudo usermod -aG docker ユーザー名
上記の設定をして、念のため docker と wsl を再起動したところうまく起動しました。
Re:dash実行
localhost
にアクセスすると以下のように setup 画面が表示されました。
README に従って、MySQL の設定をすると、クエリを書くことができました。
まとめ
今回は、wsl 上で Re:dash の構築をしました。Docker 周りで若干手こずりましたが、基本的には手順通りに docker-compsoe するだけだったので簡単に設定することができました。
Athena などにも接続できるはずなので、いろんな DataSource に接続して遊んでみようかなと思います。