genspark スーパーエージェントでブログを書いたら大変捗った話

2025年4月11日 engineering

こんにちは、 @kz_morita です。

今回 genspark でブログ記事を書いて見たら非常に精度高くできたので、手順をメモします。 もはや人間がブログ書く意味とは、とか思ったりしましたが一旦忘れることにします。

genspark を使った執筆

genspark に、最近搭載された スーパーエージェントという機能を使ってブログを書きました。 実際に書いた記事は以下になります。

プロンプトはめちゃくちゃシンプルです。

まずは以下のようなプロンプトでテックブログのフォーマットを生成してもらいました。

個人で書いているテックブログのおすすめのフォーマットを生成して。

これで以下のようなフォーマットを生成してくれました。

テックブログのおすすめフォーマット
1. タイトル部分
- メインタイトル: 簡潔で検索エンジンに最適化された、内容を的確に表すタイトル
- サブタイトル: 必要に応じて、メインタイトルを補足する情報
- アイキャッチ画像: 記事内容を視覚的に表現する画像
- 投稿日・更新日: 記事の鮮度が分かるよう日付を明記

2. イントロダクション
- 問題提起: 読者が直面している課題や疑問点を提示
- 記事の目的: この記事で何が学べるか、どんな問題が解決できるかを明確に
- 対象読者: 「このような知識レベルの方に向けた記事です」という説明
- 目次: 長い記事の場合、セクションへのリンク付き目次があると便利

3. 本文構成
- 見出し階層: H2、H3などを適切に使い、論理的に構造化
- コード例: 実際に動作するコードサンプルとその説明
- スクリーンショット: 操作手順や結果を視覚的に示す画像
- 図表・ダイアグラム: 複雑な概念を視覚化するための図解
- ステップバイステップ解説: 順を追った説明(特にチュートリアル記事に効果的)

4. 技術的詳細
- 環境情報: 使用したOS、ソフトウェアバージョン、ライブラリなど
- 前提条件: 読者がこの記事を実践するために必要な準備
- 注意点・落とし穴: 実装時によくある失敗パターンとその回避方法
- ベストプラクティス: 効率的な実装方法や推奨パターン

5. まとめ・結論部分
- 学んだことのサマリー: 記事内容の要点をコンパクトにまとめる
- 次のステップ: 読者が更に学びを深めるための提案
- 参考文献・リソース: 公式ドキュメント、関連記事へのリンク
- 質問・コメント促進: 読者との対話を促す一文

6. その他の要素
- 著者プロフィール: 簡潔な自己紹介(専門分野や経験など)
- 関連記事リンク: 同じテーマの他の記事への誘導
- ソーシャルシェアボタン: 記事を共有しやすくする仕組み
- タグ・カテゴリ: 記事のテーマに関連するキーワード

上記の結果を元に以下のようなプロンプトでブログを書いてもらいました。

ありがとうございます。このフォーマットに従って、Python の Enum についてのまとめを生成してください。
Python の Enum と StrEnum, IntEnum などにも触れてください

非常にシンプルで何の工夫もないプロンプトですがこれでかなり正確な記事を生成してくれました。

一応ソースコードなどが本当に正確であるかチェックをしたいと思いました。

ファクトチェックも genspark に搭載されていて、そちらを使用しました。

ファクトチェックのプロンプトは以下のような感じです。

下記の Python の Enum についての記事のソースコードのチェックをしてください。

---------

(記事の内容をコピペ)

これで以下の画像のようなファクトチェックをしてくれました。

ファクトチェックの根拠となる参考資料なども表示してくれるため非常に便利でした。

まとめ

今回は genspark の スーパーエージェントを使ってブログ記事を書いてみました。また書いたブログに対してファクトチェックを行うことで、精度の高い記事を生成することができました。

これの使い所としては、公式ドキュメントなどを自分が読みやすい形に整形して簡単な記事にまとめて Input するということが非常にやりやすくなると思いました。

自分の知りたい観点だけをまとめたフォーマットを作成してそれに従った特定の技術などについてまとめ直すということが非常に便利にやりやすくなると思います。

Output だけでなく Input に非常に使えそうな機能だなと思いました。

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