読書について考えていること

2023年7月30日 engineering

こんにちは、 @kz_morita です。

最近読書について、色々と考えたり、新しい試みをしているのでそのことについて書きます。

自分にとっての読書と先入観

普段から主に技術書を読むことが多いのですが、興味のある本を買っては積読するということを繰り返しています。 読むスピードが遅いけど、興味のある本はつきないのでどんどん積読が増えてしまっている現状です。

さらに積読が増えてくると、もともと読みたくて買ったのに読むのが義務っぽくなってきてさらに読むのが億劫になったりします。

そして、読書をする際に自分は以下のような先入観があります。

  • 読んだところを完璧に理解しないといけない
  • 読み飛ばしたり、漏れがあるともったいない
  • 本に書いてあることは正しい
  • 1回ですべて理解しないといけない

これらは無駄に完璧主義である自分の性格にも関係しているのですが、この先入観があると本を読むという行為が大変な作業となってますます本を読む回数が減ったりしていました。

考えていることと、試していること

最近はとにかく読書のハードルを下げて、読書量を増やし Input 量を増やそうと考えてます。

ハードル下げるために、1回の読書の重要度をできるだけ下げたいので以下のような考えで読むようにしてます。

  • 積読は仕方がない
  • 本から1つでも学びがあればそれで良い
  • 本は何度も読む前提なので 1 回の読書で頑張らなくても良い

色々な箇所で言われていることな気もしますが、これらを再認識しながら読むようにしてます。

最初の積読に関しては毎月出版される本が大量にあるなかで、人間の本を読む処理能力に限界があるため興味の幅が広ければ広いほど積読は仕方ないという話を聞いて、肩の荷はおりました。

その内容については ↓ の YouTube で触れられています。

考え方は上記の通りですが、それに加えて試していることがいくつかあるのでそれも紹介します。

複数回にわけて本を読む

以下の方法を試してみています。

  • 1,2回目: タイトルや図などだけさっと見る
  • 3 回目: 行を目で追う
  • 4 回目: メモを取りながら通読

大体 1,2回目は 1 時間くらい、3 回目は 2 ~ 4 時間くらいで読み切るイメージです。

1,2回目で特にこれ以上読まなくて良いと思ったらそれで終えても良いですし、4回目の読書時にはある程度のざっくりとした内容が頭に入っているので、メモをまとめることに注力できると思います。

今までの読書方は以下のようなイメージです

理解度を 1章ずつ完璧にしていくようなイメージですが途中で挫折しやすいかなと思います。

複数回読むということは ↓の画像のようにすこしずつ章全体の理解度を上げていくイメージです。

興味深いところだけ、詳細に読むみたいな取捨選択もできるかなと思います。

まだ試したてなのですが、すぐにあった効果としては読書の頻度は間違いなく上がりました。 しばらく継続してみようと思います。

ポモドーロで読む

ポモドーロ・テクニックを使って読むのを試してみています。

この方法の何がよいかというと、自分の読書スピードがわかることです。 25分で 1 区切りなので、1ポモドーロで何ページ読めたかを計測すると自分の読書ペースがわかります。 読書スピードがわかると、読み終わるまでの時間が見積もれるので本を読み切るイメージが湧きやすくなるかと思います。

まとめ

今回は、読書について最近ためしていることをまとめてみました。

本は情報が整理されてまとまっているとても効果的な Input 手段だと思うので、Input 量を増やしてさらに色々なことに対する知識を増やしていこうと思います。

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